GALLERY301
  • Home
  • Past
    • 2023
    • 2022
    • 2021
    • 2020
    • 2019
    • 2018
    • 2017
    • 2016
    • 2015
    • 2014
    • 2013
    • 2012
    • 2011
    • 2010
  • About
  • Rental
  • Contact

GALLERY 301

能勢 寛子 個展

2023.3.17 ~ 3.27

- Statement -

風を感じて空をみて心の赴くままに歩くふと生まれるものが形になる

- Review -

能勢寛子の人形づくりは「おぎゃー子」と呼ばれる一体から始まった。白い布で赤子をかたどったものであり、顔の造作や装飾は施されていないシンプルでな作りだ。名前に「子」とついてはいるが、性別も個性も未分化な赤子以前の抽象的な存在と言えるかもしれない。本展にはこのおぎゃー子から派生したさまざまなキャラクターが登場する。もともと何も決まっていないおぎゃー子だから、何にでもなれる。ストリップダンサーやドラァグクイーンのように華美に着飾ったものがあるかと思えば、服は着ないでくつろいだ様子のニンフや天使に見えるものもある。さらには巨大化して神社の神様のように祀られている様子のものまである。だが、いずれも性別や年齢、この世のものかあの世のものかは判然とせず、何を考えているのやら表情から推しはかることも難しい。その曖昧さがふくよかな体型とあいまって、観る者の視線を優しく受け止めてくれる。

美術ライター 大瀬友美

能勢 寛子 Hiroko NOSE

神戸生まれ
​​

個展
2003  ギャラリードミンゴ  神戸
2006  ギャラリーサーカス・サーカス   神戸
2006  ギャラリーR.P             大阪
2010  ギャラリー カフェー (ひとみ) 神戸
2011  芦屋画廊       芦屋
2014  シャンティスポット  神戸

グループ展・イベント
1999・2007  CRAFT FAIR  MATSUMOYO   松本
2004   三人展 ギャラリー北野坂  神戸
2004   ギャラリークラフト金沢   金沢
2004   クラフトフェアーまつもと企画展(素と形)松本市美術館  松本
2005   月刊センター創刊50周年 記念表紙絵カット展
     ギャラリーサーカス・サーカス   神戸
2005   芦屋市展 入選      芦屋
2005   二人展  ギャラリーR.P     大阪
2005   ねこ展  ギャラリーサーカス・サーカス  神戸
2006   二人展  クラフトステーションギャラリー 松本
2006   わたしの仮面展  ギャラリー海猫堂    南房総
2007   アートカレンダー展  南京町ギャラリー  神戸
2007   私の仮面展  オーバーギャラリー      東京
2010   Contemporary Art 2010miniarture No.24
           ギャラリーSuzuki      京都
2011   ギャラリー白遊石   松本

他、グループ展多数
2003   神戸タウン誌「月刊センター」連載小説挿絵担当
バケッタ・マジーカらくがきクラブ  絵画スタッフ
神戸市内の障がい者作業所で絵画講師

BACK

©  2 0 1 4 - 2 0 2 3  G A L L E R Y  3 0 1
●  当 サ イ ト 掲 載 画 像 の 無 断 転 載 ま た は 無 断 使 用 を 禁 止 し ま す