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庄 治政 個展

LOCAL Time

2022.4.1 ~ 4.11

- Statement -

コロナの影響で撮影取材も思うようにいかないまま時間だけが過ぎてしまいました。そんな中で個展を予定するのはどうかという思いもありました。時間だけがたっぷりあるということで少し過去に遡って「記憶」としての写真を見つめてみました。ここでは数年の間の分と今年にかけての分の写真を非連続的にピックアップしました。眺めていると規則性から離れているような写真群です。関連があるとすれば「時間」の流れということでしょうか。時間の概念を考えてみれば不思議な光景を夢想することになります。到来するであろう時間は間違いなく一定の規則によっています。だが過去になってしまった時間は記憶という曖昧な世界に閉じ込められてしまいます。写真は記録や記憶という表現で考察されます。おびただしい映像が流される今日ではまるで使い捨てのように扱われます。その様子はまさに今日的です。ローカルに残る多くの行事や祭祀は私たちの記憶のよりどころです。時間を哲学することの原点がそのよりどころとなった記憶にあるような気がします。

- Review -

本展“LOCAL Time”は、田舎に流れる時間の2つの対照的な面をスナップ写真で捉えている。一方は、時間の経過が刻まれた日常の風景。人気(ひとけ)のない場所で、物が古くなり朽ちていく。他方は、一転、集落が若返ったように活気づくハレの日の風景。人々が集い、絆を確かめ、先祖から受け継いだものを子や孫へと受け渡していく。田舎の時間のなかでは、ゆっくり寂れゆくものと、繰り返され再生されるものが、代わるがわる現れる。目まぐるしい速さで古いものが壊され、新しいものに置き換えられていく都会とは違った時間が流れている。

庄 治政 Harumasa SHO

2022年 LOCAL Time (Gallery301) 今回開催
2021年 風化 (Gallery301)
2020年 地図のない街 (Gallery301)
2019年 冬の旅 (Gallery301)
2018年 痕跡/記憶 (Gallery301)
2017年 都市番地ゼロ (Gallery301)
2016年 視線交差 (オリンパスギャラリー大阪)
2016年 Locai view (ゴールデン・ミル)
2015年 Locai view (Gallery Miyake)
2014年 海岸表通り (オリンパスギャラリー大阪)
2012年 DEN-EN痕跡考 (オリンパスギャラリー大阪)
2011年 境界線 (Gallery Miyake)
2011年 街景考 (ニコンサロンbis大阪)
2010年 播磨灘 (珈琲館)
2010年 播磨灘 (Gallery i)
【グループ展】
フォトストリート展他多数
【経歴】
兵庫県生まれ

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