GALLERY 301
岡 志保
[ ガラス展 ]
2026.8.8 ~8.16
岡 志保 Shiho Oka
- Statement -
私は植物、とりわけ果実や種子に心惹かれる。
それらは、長い進化の過程で獲得された形質を持ち、小さな存在の中に、生存戦略と芽吹きのための膨大なエネルギーを内包している。
それらが硬く閉じた殻を破り芽を出す様子に、私は内部を覗き込みたい衝動と、生命が継がれる瞬間への高揚を覚える。
子どもの頃、見たことのないどんぐりを拾った時。海辺で人工物とも自然物ともつかない漂流物を見つけた時。不思議な鳥の声を聞いた時。 正体の分からないものに出会った時の好奇心と緊張感を今も覚えている。目の前の存在がどこから来て、どこへ向かうのか。その過去や未来を際限なく空想した記憶が、私の制作の原点となっている。
しかし、子どもの頃に感じたような未知との遭遇は、知識を得るにつれて失われていく。だから私は、架空の植物を形作り、私自身と鑑賞者に未知との遭遇の喜びを生み出したい。
私が制作に用いるパウダーガラスは、透明と不透明の狭間にあり、光を内部に留め、その奥を想像させる。作品を通して、未知の存在と出会った時の感覚や、今日まで途切れることなく続いてきた生命の連鎖への感動を共有できればと考えている。
それらは、長い進化の過程で獲得された形質を持ち、小さな存在の中に、生存戦略と芽吹きのための膨大なエネルギーを内包している。
それらが硬く閉じた殻を破り芽を出す様子に、私は内部を覗き込みたい衝動と、生命が継がれる瞬間への高揚を覚える。
子どもの頃、見たことのないどんぐりを拾った時。海辺で人工物とも自然物ともつかない漂流物を見つけた時。不思議な鳥の声を聞いた時。 正体の分からないものに出会った時の好奇心と緊張感を今も覚えている。目の前の存在がどこから来て、どこへ向かうのか。その過去や未来を際限なく空想した記憶が、私の制作の原点となっている。
しかし、子どもの頃に感じたような未知との遭遇は、知識を得るにつれて失われていく。だから私は、架空の植物を形作り、私自身と鑑賞者に未知との遭遇の喜びを生み出したい。
私が制作に用いるパウダーガラスは、透明と不透明の狭間にあり、光を内部に留め、その奥を想像させる。作品を通して、未知の存在と出会った時の感覚や、今日まで途切れることなく続いてきた生命の連鎖への感動を共有できればと考えている。
【経歴】1991 兵庫県生まれ
2014 神戸芸術工科大学 卒業
2016-2018 神戸芸術工科大学 研究生
2022 自宅に工房を設立
2014 神戸芸術工科大学卒業制作展 学長賞
2014 個展 「小さなガラス展」(姫路)
2017 グループ展 「オモロイガラス展」(神戸)
第57回 現代日本工芸美術展 入選
2025 グループ展「旧木下家住宅 ガラスの光展」(神戸)
2014 神戸芸術工科大学 卒業
2016-2018 神戸芸術工科大学 研究生
2022 自宅に工房を設立
2014 神戸芸術工科大学卒業制作展 学長賞
2014 個展 「小さなガラス展」(姫路)
2017 グループ展 「オモロイガラス展」(神戸)
第57回 現代日本工芸美術展 入選
2025 グループ展「旧木下家住宅 ガラスの光展」(神戸)